国立音楽大学附属中学校・高等学校合唱部ブログ

旅行レポートが遅くなって申し訳ありません。
８日目の午後の様子をレポートいたします。
ノヴォドヴォルスキ高校との交流昼食会の後、急いでアウシュヴィッツへ向かいました。
事前の説明会では、アウシュヴィッツの寒さが強調されていましたが、コートなしで見学する人もいるくらい暖かかったです。
中谷さんのガイドによって、アウシュヴィッツとビルケナウの２つの強制収容所を見学しました。
博物館になっている収容所で説明を受け、ガス室に入ったり、ビルケナウでは死の門から線路の終着点まで歩き、アンネの日記のアンネ・フランクが過ごしたバラックの中に入ったりして、この施設の残酷さ、異常さを知るとともに、なぜこのような施設ができてしまったのかを考える時間になりました。
私たちは、二度とこのようなことが行われないために、何をするべきなのかを常に考えていく必要があります。いやなことに目をそむけずに、立ち向かっていく勇気が必要です。また、何が正しいのかを判断する力を身につける必要もあります。毎日、少しずつでもこの様な事を考え、成長していきたいと思いました。

死の壁の前で「ふるさと」を献歌しました。